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2015年12月

2015年12月12日 (土)

宇宙開発で、アメリカは、資本主義の欲望のでの達成を希求しているが??? 追記12月14日

 アメリカのNASAとベンチャー企業が、宇宙から資源を獲得する方法を現実に模索している。

地球の深海の資源の利用よりも早く実現の可能性が高いかもしれない。

 

太陽系外へ出るのは無理なので、太陽系内で、しかも比較的に近い天体の資源を利用しようと計画している。

一番近いのが『月』であるが、月くらいの大きさになると、天体として固まる課程で、重い金属は、中心部へと集まってしまうので、利用することができない。

 そこで、火星と木星の間の小惑星帯のあまり大きくない重力の弱い小さな天体を確保して、金属や鉱物を手にしようとする計画である。

 日本の『はやぶさ』の成功で、この長旅のエンジンに熱の発生がなく、エンジンのエネルギー源も少なくて済み、長時間運転可能なイオンエンジンを使う事も考慮して、小惑星帯の最大の『ケレス』へ探査機を飛ばしたアメリカは、このイオンエンジンを使っている。

ガンマー線探査の装置を搭載してるそうで『ケレス内部』の資源探査ではないかと思われる。ケレスに降りてサンプルを持ち帰る方法ができるはずだが、プライドが許さないのだろう。

 また、アメリカは、進化した『はやぶさ2』への相乗りを要求してきた。サンプルリターンが目的の『ハヤブサ』プロジェクトにその興味があるようだ。

 今回の『はやぶさ2』は、爆薬を搭載している。前回の持ち帰った資料には、宇宙風化(宇宙線による小惑星の表面の劣化)が見えて、太陽系の誕生期の姿が残っていなかっために、小惑星に爆薬で発射した弾丸を撃ち込み、表面の宇宙風化した部分の下に存在する部分のサンプルを採取する仕組みが搭載されている。

 しかも、その弾丸が撃ち込まれて、舞い上がる小惑星の砂塵の様子をカメラに納める仕組みも備えていて、地球の重力の上での実験では、できない衝突時の映像が送られてくるそうだ。

 まさに、アメリカの宇宙資源確保のプロジェクトには、是が非でも欲しい情報であろう。

 日本は、宇宙探査でアメリカの要求を撥ね付けられない理由がある。探査機との電波のやりとりに、アメリカが構築した世界的なアンテナと、衛星中継での電波の利用が欠かせないからだ。

 また、アメリカの宇宙技術に相乗りさせて貰っている部分が大きく、お互い様的な関係もある。しかし敗戦国ということと、安全保障上の問題で、アメリカとの軋轢を持つことが許されない状況下にある。

 

 そのほかに、太陽風を利用した『イカロス』という巨大な宇宙凧を実際に打ち上げて成功している。イオンエンジンと同じように微々たるエネルギーではあるが、巨大な凧を、いかに織り込み、宇宙で広げるかが大きな課題であったが、クリアーした。今度は、この凧にイオンエンジンを組み込み実験するそうだ。

 この凧の薄く丈夫な素材は、アメリカで造られたものだそうだ。

 太陽風はご存じのように、地球の極地地方にオーロラを出現させる粒子の流れである。

 光の力もブラックホールに落ち込む物質に影響を与えるほどの力が存在するそうだ。以下その簡単な説明。

 【ブラックホールは時間をかければ確かに無限のガスを吸い込むことができるが、ガスはブラックホールに落ちていくときに物質同士の巨大な摩擦で光を放射します。
 光はわずかですが圧力(放射圧)をもちます。
 ブラックホールに落ちていくガスの量が増えるほど光の放射圧が強くなって、ついには落ちてくるガスを吹き飛ばすほどになり、それ以上はガスを吸収できなくなります。
これがエディントン限界であり、このとき「重力=光の力」という等式が成り立っています。
また、このときの光度をエディントン光度といいます】。

 光はこのように『力』があります。太陽の光、別名、太陽風を受けて『イカロス』の帆は時間を掛ければ、かなりの速度が得られます。これにイオンエンジンを組み合わせれば、長い時間で少しずつ加速がされて、宇宙へ巨大な液体水素や、液体酸素のタンクを打ち上げなくてもエネルギーとして使えるのです。

 

  『はやぶさ2』のプロジェクトマネジャーの国仲均氏は、NHKの番組の中で、地球の長い歴史の中で、このゴミのように存在する地球周辺の小天体が、何時地球に衝突するか解らない状態で、『せめて火星に人類の遺伝子を残すことが究極の理想だ』 と言っている。

 この宇宙に存在する地球の危険度は、月のクレーターを見れば解ることだが、地球にも頻繁に小天体の衝突の痕跡が多く見つかっている。また。そのクレーターに石油鉱床や鉱物の鉱床が多く利用されている。

 生物の進化は、自然淘汰で適材適所に生き残るのにかなった生物が生存を繰り返し今日に至る。というのがダーウィンの説である。生物絶滅の危機を何度も経験してきて、その巨大な地球規模の災害がストレスが生物の自然淘汰として存在して、今地球は多くの生物が繁栄している。

 地球の公転周期や、地軸の傾きか?  まだ判明してはいないが、周期的な大きい氷河期の間にも小さな氷河期が訪れてきている地球。

< 『人類の存亡の危機を知るアメリカの科学者が』、資本主義的発想で、宇宙資源確保を欲望の追求要件とする卑小さに驚くのである。この宇宙資源確保に投資が集まりだしているという。欲望の突き進む果ては???

 NASAとベンチャー企業が手を組んで進める事業だそうだ。

 日本も経済的に発展期には、世界の森林伐採や、自然界では浄化できない科学廃棄物を垂れ流してきた。資本の理論には、人間を傷つけなければ発展しない『業(ごう、仏教用語 または 原罪、キリスト教用語)』が存在する。

日本人の中には、自然と共に生きる。自然の一部としての人間という無意識が存在する。無意識だから忘れてしまうが、日本人の文化が、今、世界の中で注目を浴びているのが、この無意識の文化ではないか。

 一神教の世界では、ダーウィンの進化論を受け入れるのに大きな価値観の変更に藻掻き苦しんだ人も多く出たであろう。

 神が造った自然界、そこに神に似せて造った人間を地上においた。自然は人間のために存在する。という発想から、『我思う故に我あり』人間第一主義的発想が一神教から続く、自然界へのアプローチで、生きづらくなってきていている人類、白人社会では、ストレス解消に麻薬の力を借りる状態。

 将来、人類が生き残るには、地球に国境が無くならないかぎり絶対に無理である。矮小な宗教争いや、勝ち負けの資本主義では、人類は生き残れない。

 今、地球上では、少数の勝ち組が99,9%の負け組を支配している。この勝ち組が存在できるのは、99.9%の負け組が存在するからであることを忘れてしまうのが勝ち組の弱点である。

 また、勝ち組がその存在意識を確認できるのも、多くの負け組の存在を意識できる状態が必要なのである。負け組の聴衆の前に勝ち誇って講演などして確認作業が必要なのだ。

 地球に異変が起きて、勝ち組だけの少数が生き残っても、人類の存続はできない。多様な種類の人間が存在できてこそ人間社会が存続できるのだ。

 

 追記 2015年 12月14日

 今回、日本国内では、政治的思惑で情報公開されていないのであるが、TPP交渉のが成立したようだ。

 その中で、医薬品の問題が提起されちる。特許薬品などで、人類に必要不可欠な薬品でも、開発段階での投資家や、製薬会社の莫大な費用から、高額な医薬品として世に出る事が多い。

 資本主義は、利益をだすための効率化、独占販売権、などで、大きな利幅をえるための有利な条件を付加することで、資本が増殖できるという、人間の欲望をエネルギー源とした経済構造を『是』としている。

 アフリカでHIV患者が多く発生していた時期に、アメリカで開発されたHIVの薬品が、あまりにも高額であるために、アフリカの人達には購入できないHIV薬となった。

 その後、世界の世論でジェネリックとして作ることをアメリカの薬品メーカーの意志が変化したが、今、またこうしたHIV薬の高額化が進み、アフリカの人々にHIV薬が届かなくなってきているそうだ。

 日本の製薬会社でも、特許薬が無くなると、会社の利益が大きく損なわれる事態なるために、会社同士の合併、買収などが盛んであるが、大きくなってしまった製薬会社の研究費用の捻出に苦労してるようだ。

 ここにも、資本主義の限界を感じるのである。沢山の患者が存在するが、経済的理由で医薬品が手に入らないという、本末転倒な医療現場が世界に存在していて、その弱みにつけ込み、利益を得ようとする。やはり資本主義は、人間を殺し、傷つけなければ成立しない条件が存在する。

 この場合、アフリカの原住民という、白人社会からの大きな偏見や侮蔑の意識も働いたろう。

 日本の医学生理学ノーベル賞受賞の『大村さん』の功績は、こうした酷い(むごい)資本主義下で、工夫をこらしながら、今、アフリカで、無料で服用できる寄生虫排除の『イベルメクチン』が風土病の根絶に寄与している快挙である。

 地球上では、70億を超える人口爆発が続き、その殆どが、アジア、アフリカに偏っている。

 この人口を支えるのにも、欲望を原動力した資本主義に何か、別の思想を加味した形を作らないと、人類は破滅に向かい進んでいるように思うのだが・・・・

 我々が子を産む時に、『確実に生き残れる生き続けられる』と信じてゆける世界的なシステムが必要なのだ。

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